2007年10月07日

9/29県民大会、映画「ひめゆり」、「藤木勇人の沖縄妄想食堂」

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昨日、柴田昌平監督のドキュメンタリー「ひめゆり」を観ました。あの悲惨な沖縄戦で生き残った方たちの、重い証言の一言一言がリアリティをもって私に迫り、全身が総毛立つ思いだった。9月29日、私は教科書検定抗議県民大会で、宜野湾海浜公園の11万人以上の人たちの中にいた。壇上に立った高校生の「おじいやおばあの言うことがウソだと言うんですか」その言葉に涙し、そして、本当に怒りを覚えていた。「ひめゆり」のそれぞれの方々が、辛い気持ちを吐き出すように語る、これもウソ、というのですか。教科書検定って、いったい何?!検定調査官って誰?(世界11月号を参考に!)9月29日、15時、沖縄は真夏日だった。全島から、多くの人たちが集まってきた。バスや車の道路規制があったので、近くまで来て、そこから歩く、という、車社会の沖縄の人にとっては結構大変なことだったにもかかわらず、おじいからおばあ、お父さん、お母さん、子供たちの家族ぐるみが多かった。みんな、この教科書検定には心底怒っていた。「おじいやおばあがウソをついていた」そう言われたも同然だと。11万人と公表されたが、私はもっと多かったのではと思う。現地で会うはずだった友人は「すごい人で、公園の中に入れきれない」と、携帯電話で話した。その後の、「このことを重く受け止め、考慮したい」とは現文科相。「人がたくさん集まったから撤回するというのは」と前文科相。産経新聞には、宜野湾海浜公園の広さを書き、そこに11万の人が入れるわけはない、と。また、ある、大学教授は「11万集めるのに、金をばらまいたのだ」と。あまりの論点の違いに、わじわじ(体の中から湧いてくる怒り)するどころか、呆れてものも言えない。刺すような日差しの中で、少しでも多くの人が座れるように、体を寄せ合い、互いの体を心配しあって、黒糖
や飴を回しあった29日。誰一人、戦闘的な人などいなかった。ただただ、心の底から、「おじいおばあの言ったことは本当のこと」と認めてほしいと。映画「ひめゆり」の中には歴史の真実がある。ぜひ、多くの人たちに観て貰いたい。
 「藤木勇人の沖妄想食堂」(主婦と生活社刊)が発売されました。カメラマンの中川まりこ、編集の篠原麻子の熱に促され、何度自費で、沖縄に取材旅行に行ったことやら。主婦と生活社の担当黒坂潔には、妄想スタッフと命名されたほど。お陰で、なかなかの妄想本が出来たと、自負しています。1400円、と、ちょい高めですが、中身は濃いはず。是非、お買いあげください。bookmousou_blog.jpg


posted by 下島三重子 at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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