2007年01月28日

寒中お見舞い申し上げます

 昨年7月9日、義父、伊藤志智郎が90才で亡くなり、新年の御挨拶を失礼致しました。義父は陸軍士官学校出の職業軍人でした。
戦後の公職追放のため、英語と数学の教師の道も絶たれ、軍隊の部下の造り酒屋で番頭として定年まで勤め上げました。高射砲の隊長だった義父が負傷し、部隊を離れていた間に、部隊は壊滅、多くの兵隊さん達が亡くなってしまったそうです。義父の半生はその兵隊さんたちの供養のため、といっても過言ではないでしょう。仕事の合間に全国の部下の遺族をお尋ねし、仏前に手を合わせ、部隊での在りし日をお伝えしていました。戦後民主主義教育を受けた私とは国家観、戦争観には反することが多く、討論になることもしばしばでした。
 また、私の事務所に所属していた多々良純さんも9月30日に89才で亡くなりました。多々良さんも招集されている間に、演劇仲間であった『さくら隊』を広島の原爆で亡くしています。
 多くの教えを頂いた二人に感謝し、自分が未来に何を伝えられるかを考えます。
 お正月に映画『ホテル・ルワンダ』をビデオで、『ダーウィンの悪夢』を渋谷シネマライズで観ました。この冬の暖かさ、世界の異常気象、戦争なんてやってる場合ではないんじゃないかしら。でも、私に何ができるでしょう。日々の生活にあくせくしながらも、考えていきたいと思います。


posted by 下島三重子 at 14:43| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
相変わらず、お忙しそう。
うちにも、お葉書ありがとうございました。
暖冬とは言え、昼と夜の温度差大きいし。
まだ、沖縄行ったり来たりですよね?
体調を崩されないように、気を付けてね!
Posted by audrey at 2007年01月29日 16:33
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